土地を売るときの注意点
図1の様なAとBを一人で所有している場合にBの生産緑地を解除して45坪の土地を売ってはいけません。まず敷地全体90坪で何棟分の区画ができるか検討します。図2の様に30坪づつ3棟分の区画ができる場合はFの部分だけを売り、DとEは将来に備えます。これはこの地域の相場が坪100万円として単純計算では敷地全体で考えると90坪×100万円で図1も図2も9000万円で同じですが、Bの45坪が4500万円で売れるのなら、Fの30坪は3200万円でも売れる可能性があるという事です。これは建物の価格が2000万円として、Bは総額6500万円。Fは総額5200万円となり、明らかに需要が多く売れやすいのはFの5200万円になります。もう少しわかりやすく説明すると90坪を9000万円出して買う事ができる人の数と30坪を3200万円で買う事ができる人の数では後者の方になります。3区画と2区画では600万円の違いが出てきます。生産緑地は500㎡以上ですので、間違えた時の損失は更に大きくなります。
図1の様な45坪の生産緑地は存在しません。分かりやすさを優先しています。また用途地域・最低敷地面積などは自治体により異なります。尼崎市の最低敷地面積はコチラをご覧ください。当社は土地家屋調査士事務所を併設しております。土地のポテンシャルを計ることが売却の第一歩です。お気軽にお問合せ下さい。